ミ型、杉型

出勤中に発見した、人工的な地質構造の紹介です。

アスファルトに生じた階段状の割れ目。写真の上はミ型、下は杉型と呼ばれています。ミ型は、文字通り、ミの字が連なった形状を示しています。また杉型は、杉の字のつくりの部分(右半分)を連ねたような形をしています。

f:id:takeuchi_shinji:20150310203018j:image

f:id:takeuchi_shinji:20150310203044j:image

これらの形状から、変形が生じた時のズレの向きを推定することが出来ます。
ミ型は、右ズレ(割れ目帯を境に向こう側が右方向にズレる運動)、杉型は、左ズレであることを示唆しています。